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中古ピアノを調律する方法とは?初心者でもわかる調律の基本とコツを伝授!

中古ピアノを購入して使用していく中で、ピアノの調律を検討することは重要なことです。調律はただ音を合わせるだけではありません。それはピアノの音色と深みを引き出す、音楽の質を高める重要なステップです。特に中古ピアノでは、その必要性は一層高まります。
この記事では、中古ピアノの調律における基本からプロによる調律の重要性、そしてその一手間がどれほど音楽の質に影響を与えるのかを詳しく解説します。あなたの大切な中古ピアノ、その真の価値を引き出しましょう。

中古ピアノを購入したら調律は必須?

中古ピアノを購入する際、多くの人が気にするのが様々なコストがかかることです。
新品のピアノに比べて手頃な価格で購入できる中古ピアノですが、その後のメンテナンスには注意が必要です。特に、調律は中古ピアノにとって非常に重要な要素となります。

中古ピアノを購入したら調律は必須?

中古ピアノと新品ピアノの調律の違い

新品のピアノと中古ピアノでは、調律に対するアプローチが異なる場合があります。

 
新品ピアノ

新品のピアノは、製造後すぐには音が安定しないことが多いです。そのため、購入後しばらくは頻繁に調律が必要になる場合があります。

中古ピアノ

中古ピアノの場合、前のオーナーがどれだけメンテナンスをしていたか、保存状態がどうだったかによって、調律の状態が大きく異なることがあります。特に、長期間調律されていなかった中古ピアノは、購入後すぐに専門の調律師による調律が必要です。

新品ピアノが「成長」する過程で調律が必要なのに対し、中古ピアノは「維持」を目的とした調律が必要とされます。
中古ピアノを購入した場合、そのピアノがこれまでどれだけ丁寧に扱われていたかが調律の頻度や必要性に影響を与えることもあるため、納入設置後速やかに点検・調律を行うことが多いです。

中古ピアノを調律するタイミングとは

中古ピアノを購入した後、最も重要なのがその調律です。しかし、調律のタイミングは一体いつなのでしょうか。
以下で、中古ピアノの調律の適切なタイミングについて詳しく解説します。

 

中古ピアノを購入したときの調律

中古ピアノを購入した直後が一つのポイントと言えるでしょう。
前のオーナーがどれだけ丁寧に扱っていたか、保存状態がどうだったかによって、ピアノの状態が大きく異なる可能性があります。
基本的に、中古ピアノとして販売される前に一通りの調律は行っているものです。しかし、購入してから手元に届く間に調律をしたのか、販売する前に調律をしたきりなのかなど、販売店に確認することが望ましいでしょう。
最後に調律してから時間が経っている場合は、購入のタイミングで販売店に相談するか、購入後にご自身で調律を依頼すると良いです。最低でも1年に1度は調律を行なうことが望ましいです。

 

ピアノの音が狂ったときの調律

ピアノの音が明らかに狂っている、または違和感を感じた場合、すぐに調律を行う必要があります。
音が狂っている状態で演奏を続けると、耳がその音に慣れてしまい、正確な音程の感覚がずれてしまう恐れがあります。

 

定期的な調律の重要性

中古ピアノにおいても、定期的な調律は非常に重要です。一般的には、年に1〜2回の調律が推奨されます。
しかし、以下のような環境条件によっては、もう少し頻繁な調律が必要な場合もあります。

 
湿度

ピアノは木製の部品が多く、湿度の変化に非常に敏感です。特に日本の梅雨時や冬季は湿度が大きく変動するため、この期間は調律が必要になることが多いです。

温度

高温や低温も木材に影響を与え、それがピアノの音に影響を及ぼします。冬の暖房や夏の冷房が効いた部屋での使用は特に注意が必要です。

使用頻度

頻繁に使用するピアノは、それだけ音が狂いやすく、調律の必要性が高まります。

移動や衝撃

ピアノを移動させた場合、特に長距離での移動や階段を上げ下げする場合は、調律が必要になることが多いです。

定期的な調律によって、ピアノの音質を最良の状態に保つことができます。以上のような環境条件を考慮し、自分のピアノの状態に合わせて調律のタイミングを見極めましょう。

中古ピアノの調律、基本を知る

中古ピアノを購入したら、次に考えるべきはその調律です。調律は専門的なスキルが必要ですが、基本的な知識と道具があれば、簡単な調整は自分でも行えます。
以下で、中古ピアノの調律に必要な基本的な知識と手順について解説します。

中古ピアノの調律、基本を知る

調律に必要な基本的な道具

中古ピアノの調律には、以下のような基本的な道具が必要です。

チューニングハンマー

ピアノの弦はチューニングピンを回して(張って)適切な音に合わせるため、その際に必要なツールです。

音叉

異なる周波数の音叉を使って、基準となる音を確定する際に役立ちます。

チューナー

ピアノ専用のものもあれば、便利なアプリも利用できます。

ロングミュート

不要な音をカットして、きれいな基音を出すための特製フェルトです。

フェルトウェッジ / ゴムウェッジ

一つの音を複数の弦で鳴らす際、不要な音を消すための便利なアイテムです。

木ウェッジ

特にアップライトピアノの高音部での調整に使います。狭い場所でも使えるように木製になっています。

中古ピアノの調律手順の概要

中古ピアノの調律手順は以下のようになります。

前準備

ピアノ全体を弾き、整調を含めたピアノの状態や音を確認します。調律に必要な道具を準備します。

基準音の確認

一番下から黒鍵を含めた37番目のAの音を基音として、音叉やチューナーで周波数を設定します。

弦の調整

基音から12平均律で音を設定し、オクターヴやユニゾンを合わせます。

確認と微調整

全ての音を再確認し、修正が必要な部分は再調律を行います。

プロによる調律の重要性

ピアノの調律は非常に繊細な作業です。特に中古ピアノの場合、前オーナーの使用状況や保存状態によっては、専門的な知識と技術が必要な場合があります。
プロの調律師は、長年の経験と専門的な知識を持っており、非常に高い精度で調律を行うことができます。
プロによる調律は、単に音程を正確にするだけでなく、ピアノ全体の音質を向上させる効果もあります。また、潜在的な問題や不具合を早期に発見し、修理やメンテナンスを行うことができます。
このように、調律は非常に重要なものなのです。ピアノの調律に関する基礎知識や重要性についてもっと知りたい方は、ぜひ下記の記事もご覧ください。

ピアノ調律、その一手間で音楽の質が変わる

この記事では、中古ピアノの調律における多面的な側面とその重要性に焦点を当てました。特に中古ピアノを購入した場合、調律は避けて通れないステップとなります。調律のタイミングは購入直後から音が狂ったとき、そして定期的なメンテナンスまで多岐にわたります。それぞれの状況でプロの調律師に依頼することで、ピアノの音質は格段に向上し、その楽器としての価値も高まります。
中古ピアノをお持ちの方々にとって、この記事が調律の重要性とプロによる調律のメリットをより深く認識するきっかけとなれば幸いです。
ヤマハピアノサービスでは、プロの調律師がピアノの調律を承っております。ピアノの調律にお困りの際は、ぜひヤマハピアノサービスまでご相談ください。